環境省は、鹿児島県で回収された死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内30例目)。これは、令和3年1月16日に鹿児島県薩摩川内市から回収されたマガモ1羽の死亡個体を、同年1月17日に遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応と判明し、同年1月20日に鹿児島大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。同省は、回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、鹿児島県と調整の上、野鳥監視重点区域内における野鳥の監視を一層強化するという。