環境省は、千葉県での高病原性鳥インフルエンザ発生(野鳥国内43例目)に伴う野鳥緊急調査の結果を公表した。この調査は、千葉県旭市における死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザの検出を受け実施されたもの。令和3年2月9日から2月10日の2日間、同県旭市の確認を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等2か所(茨城県内)において、検査優先種1(5種)、検査優先種2(4種)、検査優先種3(7種)、合計(16種)の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。同省では、引き続き野鳥監視重点区域における野鳥の監視を継続するという。