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 環境省、微量のPCB を含む廃棄物の焼却実証試験を実施

発表日:2010.01.07


  環境省は、微量のPCB を含む廃棄物の焼却実証試験を実施すると発表した(実施期間:平成22年1月13日(水)~15日(金))。この試験は、PCBを使用していないトランス等の中に、実際には低濃度のPCBに汚染された絶縁油を含むもの(低濃度PCB汚染物)が大量に存在し、これらの処理体制の整備が課題となっていることを受けて実施するもの。今回、関係自治体である福岡県北九州市及び光和精鉱(株)の協力を得て、同市の光和精鉱(株)戸畑製造所において、微量PCB 汚染廃電気機器等(コンデンサ)及び微量のPCB を含む廃棄物(廃活性炭、化学防護服、ウエス、汚泥等)を焼却処理し、処理後のコンデンサ、燃え殻及び排ガス中のPCB 濃度等を分析することにより、これらが適正に処理されていることを確認する。同省では、今後、協力が得られる他の施設においても、焼却実証試験を実施していく予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | PCB | 北九州市 | 廃棄物 | トランス | 絶縁油 | 焼却実証試験 | 低濃度PCB汚染物 | 光和精鉱 | コンデンサ
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