環境省は、微量のPCB を含む廃棄物の焼却実証試験を実施すると発表した(実施期間:平成22年3月9日(火)~11日(木))。この試験は、PCBを使用していないトランス等の中に、実際には低濃度のPCBに汚染された絶縁油を含むもの(低濃度PCB汚染物)が大量に存在し、これらの処理体制の整備が課題となっていることを受けて実施するもの。今回、エコシステム秋田(株)(秋田県大館市)の協力を得て、微量PCB汚染廃電気機器等(微量(数十ppm程度)のPCBを含む絶縁油を使用していた変圧器及びOFケーブルで既に絶縁油が抜かれているもの並びに微量のPCBを含む絶縁油)を焼却処理し、処理後の変圧器、OFケーブル及び排ガス中のPCB濃度等を分析することにより、これらが適正に処理されていることを確認する。同省は、今後も協力が得られる他の施設において、焼却実証試験を実施していく予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 実証 | PCB | 廃棄物 | トランス | 絶縁油 | 微量 | 焼却 | 変圧器 | エコシステム秋田 |
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