経済産業省は、磁気ディスク装置、ガス温水機器、石油温水機器に関する新しい省エネ基準等を、令和3年4月19日に公布および施工したと発表した。同省では、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(昭和54年法律第49号)」に基づき、エネルギーの使用の合理化を図ることが特に必要な機器について、エネルギー消費効率が最も優れているトップランナーの性能、技術開発の将来の見通し等から、製造事業者等が目標年度に満たすべき新たな省エネ基準を設定することにより、省エネルギーの取り組みを推進している。2023年度を目標年度とする磁気ディスク装置については、エネルギー消費効率を2015年度実績値から約68%改善、2025年度を目標年度とする温水機器については、ガス温水器は熱効率約5.2%改善、石油温水器は熱効率約7.1%改善という新たな基準を定めた。