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 事業用変圧器の新たな省エネ基準 経産省とりまとめ

発表日:2023.06.15


  経済産業省は、事業用変圧器の新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめた。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、省エネルギーによるエネルギー消費効率の改善が重要性を増しており、資源エネルギー庁の省エネ基準に関する審議会においても、省エネ法のトップランナー制度に基づき事業用変圧器の新たなエネルギー消費効率に関する審議を令和4年9月から行っている。今回とりまとめた報告書では、対象となる事業用変圧器の範囲、目標年度、区分、目標基準値等を記載するほか、目標年度におけるエネルギー消費効率の改善率についても試算した。事業用変圧器のエネルギー消費効率は「全損失」を指標としているが、目標年度である2026年度では、対象となる事業用変圧器の「全損失」は、平均すると444.1W/台。2019年度の「全損失」は501.1W/台であるため、エネルギー消費効率は約11.4%の向上が見込まれるという。

情報源 経済産業省 報道発表資料
機関 経済産業省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 変圧器 | カーボンニュートラル | エネルギー消費効率 | トップランナー制度 | 省エネ基準 | 事業用変圧器 | 全損失
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