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 環境省、令和2年度水環境における放射性物質のモニタリング結果を公表

発表日:2022.03.25


  環境省は、令和2年年度水環境における放射性物質のモニタリング結果を公表した。同省では、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、平成23年から福島県及び周辺県での放射性物質モニタリングを実施するとともに、水質汚濁防止法の改正を踏まえ、平成26年度から全国の公共用水域及び地下水における放射性物質モニタリングを実施している。今回、令和2年度に実施した以下のモニタリングの結果をとりまとめた。1)全国で実施した放射性物質のモニタリング:自然核種では公共用水域の水質、底質及び地下水のいずれも過去の測定値の傾向の範囲内、人工核種では公共用水域の一部の地点で検出下限値を超える放射性セシウム134及び137が確認されたが過去の測定値の傾向の範囲内、2)福島県及び周辺地域で実施した放射性物質モニタリング:公共用水域の水質は湖沼の数地点で検出されている他はすべて不検出、底質は河川及び湖沼の一部でばらつきが見られるものの減少傾向又は横ばいで推移、地下水は全地点で不検出。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード モニタリング | 公共用水域 | 地下水 | 湖沼 | 底質 | 水質汚濁防止法 | 福島県 | 放射性物質 | 東京電力福島第一原子力発電所事故 | 人工核種
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