環境省は、26件の計画提案を脱炭素先行地域(第1回)として選定した。脱炭素先行地域とは、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、わが国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域。第1回目の募集は、令和4年1月25日から2月21日まで実施し、全国102の地方公共団体から79件の計画提案の提出があった。同省は、計6回の脱炭素先行地域評価委員会の評価を踏まえ、北海道石狩市や長野県松本市、静岡県静岡市など26件を選定したという。