経済産業省は、平成20年度(2008年度)の我が国のエネルギー需給実績(速報)を公表した。平成20年度の日本の最終エネルギー消費は、主に産業部門エネルギー消費の大幅な減少により、対前年度比6.8%減少(1965年度以降、最大の減少幅、1990年度比では5.9%増加)。また、エネルギー起源の二酸化炭素排出量は、エネルギー消費の減少を受けて、対前年度比6.7%減少した(1990年度比では7.4%増加)。部門別では、産業部門は、景気悪化によって製造業・鉱業の生産量が12.7%低下したことにより減少、民生部門は、業務部門の活動量が2.8%低下し、家庭部門のエネルギー消費が3.3%減少したことにより減少、運輸部門は、景気悪化によって貨物の輸送量が3.4%縮小したこと等により減少した。なお、エネルギー効率は、運輸部門、業務部門、家庭部門で改善したものの、稼動率の大幅な低下により産業部門の原単位が7年ぶりに悪化した。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 二酸化炭素 | 経済産業省 | エネルギー | エネルギー効率 | 業務部門 | 家庭部門 | 運輸部門 | 産業部門 | 民生部門 |
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