環境省は、20件の計画提案を脱炭素先行地域(第2回)として選定した。脱炭素先行地域とは、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、わが国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域。第2回目の募集は、令和4年7月26日から8月26日まで実施し、全国53の地方公共団体から50件の計画提案の提出があった。同省は、脱炭素先行地域評価委員会において、書面審査とヒアリングを実施し、北海道札幌市や栃木県宇都宮市、奈良県三郷町など20件を選定した。