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自然保護11団体、「石垣リゾート＆コミュニティ計画」に対する緊急要請書を提出
発表日：2022.07.26
（公財）日本野鳥の会、（公財）世界自然保護基金ジャパン、アンパルの自然を守る会（石垣市）など自然保護11団体は、「（仮称）石垣リゾート＆コミュニティ計画」に対し、緊急要請書を沖縄県知事などに提出した。2021年12月16日付け11団体による「『（仮称）石垣リゾート＆コミュニティ計画』に関する要請書」で必要な環境保全策が講じられること等を要請していた本件計画に関して、沖縄県は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律（以下「地域未来投資促進法」）に基づき（株）ユニマットプレシャスが提出した「地域経済牽引事業計画」を2022年3月22日付けで承認している。計画用地は、亜熱帯性の貴重な自然景観である前勢岳やバンナ岳に隣接し、日本最南端のラムサール条約湿地「名蔵アンパル」および「名蔵湾上流」に位置し水系を通じて強い連関性があり、カンムリワシをはじめとした希少な野生生物の生息地になっていることから、生物多様性への配慮が特に強く求められるという。11団体は、沖縄県に対し「地域経済牽引事業計画」の承認取り消しも含めた適切な措置を早急に講じること等を、石垣市に対して調査及び環境保全措置の実施をユニマット社に指示すること等を、ユニマット社に対し調査及び環境保全措置について速やかに実施すること等を要請した（提出：2022年6月20日付）。
