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西表石垣国立公園石垣・石西礁湖地域管理運営計画を改定
発表日：2023.12.15
「西表石垣国立公園石垣・石西礁湖地域管理運営計画」が改定された（施工日：令和5年12月22日）。環境省では、地域の実情に即した国立公園の保全管理を推進するため、国立公園又は国立公園内の地域ごとに国立公園管理運営計画を作成している。国立公園の目指すべき姿や将来目標、国立公園の保護と利用の推進すべき方向性など、国立公園の適正な保護と利用推進を図ることを目的としている。西表石垣国立公園では、平成22年に石垣地域管理計画が策定されたが、公園計画の変更や、石垣地域の管理計画の許可や届出等の取扱方針が整合を図る「石垣市風景計画」の景観形成基準が、平成30年に変更されたことを受けて、見直しを図った。改定のポイントとしては、公園事業取扱方針、星空景観の保全、ウミガメ類の繁殖への影響を低減の、利用拠点等における光害防止の措置を講じる審査基準を設定。加えて、許可や届出等取扱方針、亜熱帯特有の植生、気候、風土に根ざした文化的景観を保全する観点から建築物に関する審査基準を具体化。亜熱帯照葉樹林に生息する豊かな昆虫類を捕獲するために設置されるトラップが風致を損ねる懸念があることから、独自基準を設定する。
