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 石垣市、ラムサール条約湿地「名蔵アンパル」の保全・利用計画を策定

発表日:2021.04.08


  沖縄県石垣市は、ラムサール条約登録湿地である名蔵アンパルの保全・利活用計画を策定したと発表した(対象期間:令和3年4月~令和8年3月)。石垣島南西部に位置する、名蔵アンパルは、オヒルギなどで構成するマングローブ林が広く分布し、干潟には魚類、甲殻類、貝類、そしてそれらを餌とする鳥類にとって貴重な飛来地・生息地となっている。同地は、平成15年に国指定鳥獣保護区の指定後、平成17年に「ラムサール条約湿地」として登録され、平成19年には西表石垣国立公園に編入されている。この計画では、「保全・再生」、「ワイズユース(賢明な利用)」、「交流・学習」を推進することを掲げ、具体的には、鳥類保全区域を設けることや赤土等流出防止対策、エコツアーガイドの育成等を進めるとした。なお、この計画策定するにあたり名蔵アンパル周辺の環境調査を行い、「名蔵アンパル及び流入河川流域の環境カルテ」(概要版)を発行しており、ホームページに掲載している。

情報源 石垣市 お知らせ
機関 石垣市
分野 自然環境
キーワード 西表石垣国立公園 | 赤土 | 石垣市 | マングローブ林 | ワイズユース | エコツアーガイド | ラムサール条約湿地 | 名蔵アンパル | 保全・利活用計画 | オヒルギ
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