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 カンムリワシ訴訟へクラウドファンディングで支援、600万円集まる!

発表日:2023.11.19


  沖縄県石垣島に大規模ゴルフリゾートが計画されている問題で、環境NGO「自然の権利」基金が石垣市を提訴する資金をクラウドファンディングで募っており、2023年11月19日までに600万円が集まった。環境NGO「自然の権利」基金はアマミノクロウサギなどの野生生物を原告とした「奄美 『自然の権利』訴訟」を契機に1996年に設立された。石垣島では事業面積127.4haのゴルフリゾート開発がラムサール条約湿地である「名蔵アンパル」の上流に計画されており、「絶滅危惧種IA類」カンムリワシの繁殖地・餌場と事業用地が重なっている。今回、開発を推進する石垣市を相手取り訴訟するに至った。クラウドファンディングでは既に訴訟3年分の活動費が調達できたという。同団体ではNEXT GOAL(更なる寄附目標)を設定し、得られた寄付金により今回の訴訟を契機に全国で生じている自然破壊の問題の解決に繋げていくことや、事業開発予定地に隣接する休耕地を利用してカンムリワシの生息環境を整備する活動を行う。寄付は3千円から。クラウドファンディングサイトGoodMorning(CAMPFIRE系列)で申し込むことができる。

情報源 クラウドファンディングサイトGoodMorning
機関 環境NGO「自然の権利」基金 カンムリワシの里と森を守る会
分野 自然環境
キーワード 石垣市 | 石垣島 | アマミノクロウサギ | クラウドファンディング | 寄付金 | カンムリワシ | ゴルフリゾート | 自然の権利 | 訴訟費 | NEXT GOAL
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