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 都内での空飛ぶクルマの社会実装を目指すプロジェクトを選定　東京都

  東京都は、「空飛ぶクルマの社会実装を目指すプロジェクト」の支援対象を選定した。世界各国で開発が進められている「空飛ぶクルマ」は、渋滞が発生する都市部やインフラ未整備の交通不便地域での移動の迅速化・快適化、災害時の人命救助や物資輸送の迅速化など、様々な社会課題の解決が期待されている。国では、「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、空飛ぶクルマの利活用の検討が進められており、都でも、空飛ぶクルマを活用したサービスの速やかな社会実装を目指し、令和4年度から令和6年度にかけて民間企業による取組に対する支援を行うこととしている。今回選定したプロェクトは、令和4年度、ビジネスモデルの具体化と来年度以降の飛行実証の計画・準備を行い、機体の開発動向や国による制度整備の動向を踏まえ、令和5年度、都内においてヘリコプターを用いた飛行実証によるオペレーションの検証等、再来年度、空飛ぶクルマを用いた飛行実証を行う予定となっている。採択事業者は、三菱地所（株）、日本航空（株）、兼松（株）からなるコンソーシアム。空飛ぶクルマの将来の利活用モデルについて、都心の主要な拠点を結ぶ移動サービス、空港からの二次交通、離島地域における移動サービスや遊覧飛行など、様々なモデルを想定している。