国土交通省と経済産業省は、第5回「空の移動革命に向けた官民協議会」の開催結果を公表した。同協議会は、日本における「空飛ぶクルマ」の実現に向けて官民の関係者が一堂に会し、意見交換を行うために設置されたもので、第4回会合では「空の移動革命に向けたロードマップ」を取りまとめている。今回、令和2年3月17日にWEB会議にて開催された。第5回会合では、事業者(9者)からロードマップを踏まえ救命救急医療への活用や、空港から都市部・観光地等へのアクセス、地方都市圏での活用等のビジネスモデルの提示が行われた。今後は、ロードマップに基づき、今回発表のあった事業者によるビジネスモデルを踏まえ、必要な技術開発や環境整備について議論をしていく予定という。