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 パリ協定6条実施パートナーシップ準備会合の結果を公表　環境省

  環境省は、パリ協定6条実施パートナーシップ準備会合の結果を公表した（開催日：令和4年9月9日、鎌倉プリンスホテル）。会合では、パリ協定6条に基づく能力構築の現状として、日本から、パリ協定6条実施パートナーシップの概要を説明し、続いてUNFCCCが、世界各地域の6条の能力構築へのニーズに関する調査結果を紹介した。また、令和4年2月、3月に実施したパリ協定6条国際会議において課題とされた、国際連携と各国の実施に向けた体制整備、国内での追跡・記録インフラ支援、6条メカニズムのベースラインやツール、能力構築の拡大に向けた関係国・機関から取組等、パリ協定６条実施に関する経験が共有された。加えて、パリ協定6条に関する能力構築の現状分析や実施パートナーシップのロードマップを紹介し、今後のパートナーシップに向けた既存の取組との連携や、6条実施に向けた優先的な取組事項や、パートナーシップの内容を具体化していくため、既存の取組との連携、6条への参加・報告など能力構築の支援範囲や方法がディスカッションされた。同省は、COP27で予定されている6条実施パートナーシップの立ち上げに向けて、引き続き各国・機関からの意見集約を行いつつ、パートナーシップにおける実施内容の具体化などについて検討をさらに進めるという。