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 地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(二次公募):採択結果

発表日:2024.09.27


  環境省は、令和6年度「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(二次公募)」において、7件の提案を採択したと発表した。また、一次公募で採択された提案のうち1件について計画変更の承認を行った。 本事業は、脱炭素社会の実現に向けたCO2削減技術の開発と地域活性化を同時に達成することを目的としている。特に、地域の特性を活かした持続可能で強靱な地域社会の構築を目指している。今回の公募では、CO2排出量の大幅削減と地域循環共生圏の構築を目指し、技術開発・実証が行われる。 採択された提案には、東芝エネルギーシステムズ株式会社による「タンデム型ペロブスカイト太陽電池向け鉛安定化技術の開発・実証」や、豊田通商株式会社による「風力発電の発電効率向上に向けた機械学習を用いた最適制御の技術開発・実証」などが含まれている。また、地域共創・セクター横断型テーマ枠では、東山フィルム株式会社による「革新的な氷雪付着防止材料による積雪地帯における太陽光パネルの発電効率向上実証事業」が採択された。 さらに、一次公募で採択されたNanoSuit株式会社の「生物模倣を活かした革新薄膜による食品ロス削減とモーダルシフトの実現の社会実装事業」についても計画変更が承認された。 審査は、外部専門家から成る専門委員会によって行われ、技術課題の妥当性や技術的意義、政策的意義、目標設定・達成可能性、実施体制・実施計画、技術の事業化・普及の見込みなどの観点から評価された。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 技術開発 | 持続可能 | 地域活性化 | パリ協定 | CO2削減 | 気候変動対策 | 脱炭素社会 | 地域共創 | 強靱な地域社会
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