環境省は、環境技術実証事業（ETV事業）における実証対象技術候補および実証機関候補の公募（令和4年度第3回）を発表した（募集期間：令和4年11月28日～12月23日）。ETV事業は、既に実用化された先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の利用者等による技術の購入、導入等に際し、環境保全効果等を容易に比較・検討し適正な選択をすることを目指す事業。環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を目的としている。今回、1)水・土壌環境保全技術領域、2)気候変動対策技術領域、3)自然環境保全技術領域、4)大気環境保全技術領域、5)資源循環技術領域、6)環境測定技術領域の領域において実証機関の募集を開始する。なお、この募集は、令和5年度の実証技術候補及び実証機関を募集するもので、候補として採択された場合は、令和5年度実証技術及び実証機関候補の登録リスト（一覧）で、同省のホームページに掲載される。後に（令和5年2月予定）に、別途公募が行われる「令和5年度実証対象技術及び実証機関の募集」で、本候補から選定されることになる。なお、同事業に申請をするためには、同登録が必要となるとしている。