環境省は、平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)における実証運営機関として、(財)建材試験センターを選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。同省では、平成15年度から19年度の5年間、試行期間として環境技術実証モデル事業を実施し、平成20年度から環境技術実証事業として本格実施している。今後、実証運営機関において、実証試験要領及び手数料項目等についての検討を行い、その後実証機関の公募を行う予定という。