環境省は、平成23年度環境技術実証事業 小規模事業場向け有機性排水処理技術分野及びヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)における実証運営機関を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。今回、1)小規模事業場向け有機性排水処理技術分野の実証運営機関として、(財)日本環境衛生センター、2)ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)の実証運営機関として、(財)建材試験センターが選定された。今後、各技術分野の実証運営機関において、実証試験要領及び手数料項目等についての検討を行い、その後実証機関の公募を行う予定という。