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 フロン類の再生量・破壊量等の集計結果(令和3年度)を公表

発表日:2022.12.27


  環境省は、令和3年度のフロン排出抑制法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類充塡量及び回収量等の集計結果を公表した。これは、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下「フロン排出抑制法」)に基づき、第一種フロン類充塡回収業者は、毎年度、前年度にフロン類を充塡、回収、再生した量、第一種フロン類再生業者やフロン類破壊業者に引き渡した量等を都道府県知事に報告し、都道府県知事はその報告を取りまとめて主務大臣に通知することとなっている。今回、同省及び経済産業省は、都道府県知事から令和3年度実績の通知を受け、その集計結果を取りまとめ公表した。集計結果の概要は、令和3年度のフロン類の充填量は約4,664トン(令和2年度比250トン減)、種充塡された業務用冷凍空調機器の台数は約53万台(約0.5万台減)、令和3年度に回収されたフロン類の量は約5,143トン(約91トン減)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約155万台(約4.3万台増)となり、令和3年度の廃棄時のフロン類回収率は推計値で約40%となった(前年度は約41%)。同省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化を一層促進していくため、経済産業省や都道府県等とも連携しつつ、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていくという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード フロン | 自治体 | フロン類 | 回収率 | フロン排出抑制法 | 業務用冷凍空調機器 | 空調機器 | 回収量 | 破壊業者 | 冷凍機器
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