国内ニュース


 環境省、令和2年度のフロン排出抑制法に基づく回収量等の集計結果を発表

発表日:2021.12.24


  環境省と経済産業省は、令和2年度のフロン排出抑制法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類充塡量及び回収量等の集計結果を公表した。その結果、充塡量としては、令和2年度にフロン類を充塡した業務用冷凍空調機器の台数は約54万台(対前年比約2.4万台減)、充塡したフロン類の量は、約4,944トン(約306トン減)。充塡した第一種特定製品数のフロン類の種類別の内訳は、CFC(クロロフルオロカーボン)が約36トン(0.7%)、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約1,258トン(25.4%)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が3,650トン(73.8%)。回収量としては、令和2年度にフロン類を回収した業務用冷凍空調機器の台数は約151万台(約23.2万台減)、回収したフロン類の量は約5,235トン(約4.4トン減)、回収した第一種特定製品数のフロン類の種類別の内訳は、CFCが約124トン(2.4%)、HCFCが約2,408トン(46.0%)、HFCが約2,702トン(51.6%)となっている。令和2年度の廃棄時残存冷媒量は約9,642トンと推計され、同年度の廃棄時回収量は約3,955トンであることから、フロン類の廃棄時回収率は約41%と推定されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
業務用冷凍空調機器からのフロン類充塡量及び回収量等集計結果の詳細(PDF)
経済産業省 ニュースリリース
機関 環境省 経済産業省
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 経済産業省 | フロン | HFC | HCFC | ハイドロフルオロカーボン | クロロフルオロカーボン | フロン排出抑制法 | ハイドロクロロフルオロカーボン | 業務用冷凍空調機器
関連ニュース

関連する環境技術