環境省は、フロン排出抑制法の令和3年度の施行状況の調査結果を公表した。同省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(以下「フロン排出抑制法」)の令和3年度の施行状況について、都道府県に対し調査を行い、その結果を取りまとめ公表する。調査結果の概要は、令和4年4月1日現在の第一種フロン類充塡回収業の登録数は51,839件であり、令和3年4月1日現在と比べ、約2,000件増加。第一種特定製品管理者に対しては861件の立入検査を実施するとともに155件の指導・助言等を実施。第一種フロン類充塡回収業者に対しては849件の立入検査を実施するとともに125件の指導・助言等を実施。令和2年4月1日施行の改正フロン排出抑制法により、特定解体工事元請業者及び第一種特定製品引取等実施者が新たに立入検査等の対象となった。特定解体工事元請業者に対しては539件の立入検査を実施するとともに47件の指導・助言を実施。また、第一種特定製品引取等実施者に対しては86件の立入検査を実施するとともに6件の指導・助言を実施した。同省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化を一層促進していくため、今後も他省庁や都道府県の関係部局との連携を強め、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていくとしている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | フロン | フロン類 | 立入検査 | フロン排出抑制法 | 第一種フロン類充塡回収業 | 特定解体工事元請業者 | 第一種特定製品引取等実施者 | 令和3年度 |
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