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 令和5年版「環境白書」公表！環境省職員による“読む会”も開催

  環境省は、令和5年版「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」を公表した（閣議決定：令和5年6月9日）。気候変動や生物多様性の損失等の地球環境の悪化は、環境問題だけではなく、経済と社会に大きな影響を与えることから、今版は「ネットゼロ、循環経済、ネイチャーポジティブ経済の統合的な実現に向けて～環境・経済・社会の統合的向上～」をテーマとしている。数々の社会課題に対し、地域循環共生圏の構築やGX等の取組、炭素中立（ネットゼロ）・循環経済・自然再興（ネイチャーポジティブ）の同時達成に向けた相乗効果が出るよう統合的な取組を紹介している。炭素中立・循環経済・自然再興の同時達成のためには、環境をきっかけとして、地域やそこに住んでいる人々の暮らしを、豊かさやwellbeingへとつなげていくことが重要であるため、「地域循環共生圏」やライフスタイルシフト等の他、東日本大震災や原発事故の被災地の環境再生取組の進捗や、復興の新たなステージに向けた未来志向の取組を紹介している。なお、同省は地方環境事務所等と共同で「環境白書を読む会」の開催を予定している。