日本環境協会は、新たなエコマーク認定基準案「スマートフォン・携帯電話」の意見募集を開始した。4月1日から4月30日まで、消費者や事業者からの意見を広く求める。この新基準は、環境配慮型の製品を普及させ、社会全体の環境負荷を低減することを目的としている。スマートフォンは、高度な電子機器であり、希少金属やプラスチックなど多くの材料を使用しているため、資源循環が重要なテーマとなる。また、省エネ、長寿命、グローバルなサプライチェーンといった社会的側面も考慮して基準化を進めた。今回の認定基準案は、最新のEU規則を参考に、海外のエコラベルの中でも先進的なレベルを目指している。認定基準案の主なポイントは、3R(リデュース、リユース、リサイクル)+Renewableを推進する製品設計チェックリストの設定、修理体制や防塵・防水機能、耐衝撃性など長期使用に資する基準の設定、2025年6月から適用されるEUエネルギーラベリング規則、エコデザイン要件を参考にした修理可能性クラス、エネルギー効率クラス、バッテリーの耐久サイクル数などの基準設定が含まれる。この基準案により、環境配慮型のスマートフォンがさらに普及し、社会全体の持続可能性が向上することが期待される。
情報源 |
日本環境協会 ニュース
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機関 | (公財)日本環境協会 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 3R | 環境負荷 | 長寿命 | エコラベル | パブリックコメント | 資源循環 | エコマーク | スマートフォン | EU規則 | 認定基準 |
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