福岡県と同県発の投資ファンド・ドーガンは、「北部九州地域の電動車開発・生産拠点の形成」および「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に対応したサプライヤー集積」に向けた連携協定を締結した。福岡県は2023年4月に「北部九州自動車産業グリーン先進拠点推進構想(以下『構想』)」を策定・公表した。一方、ドーガンは同年7月に九州地域の脱炭素化に資する事業への投融資を目的とした「ドーガンMGX(モビリティGX)投資事業有限責任組合」を設立している。福岡県知事は「今回の協定締結を本県の自動車産業が先進モビリティ産業へと発展していく一つの契機としたい」と述べている。