ZenGroup(本社:大阪府大阪市)とDHLジャパン(本社:東京都品川区)は、持続可能な航空燃料(SAF)を使用することで輸送に伴うGHG排出量を削減する輸送サービス「GoGreen Plus」に関する契約を締結した。──「GoGreen Plus」は、廃食油やバイオマス由来原料を用いて生産されるSAFを使用することで、輸送に伴う温室効果ガス排出量を最大80%削減できる業界初の輸送サービス。ZenGroupは、越境ECをトータルで支援する企業であり、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」や越境ECモール「ZenPlus」などを展開している。今回の契約により、DHLを利用して発送するすべての荷物に「GoGreen Plus」が適用され、GHG排出量の削減が可能となる。この費用はサービス料金に転嫁されず、ZenGroupが全額を負担する。──DHLジャパンの菅野執行役員は、「気候変動は世界的な問題であり、特に海外との取引を行う企業にとって取り組みの必要性が高まっている」と述べ、ZenGroupの取り組みを強力にサポートすることを表明した。ZenGroupのスロヴェイ代表取締役は、「環境に配慮した輸送手段の確立が越境EC事業の新たなスタンダードとなることを期待している」と述べている。