三菱自動車工業(株)は、自動車リサイクル法に基づき、2009年度(2009年4月~2010年3月)における自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。2009年度の実施状況の概要としては、ASRの引き取り量は342,560台分(58,713トン)で、46,815トンを再資源化した結果、再資源化率は79.7%となり、2015年度の法定基準値(70%)を達成した。エアバッグ類は121,496台分(267,028個)を引き取り、再資源化率は94.1%で、法定基準値(85%)を達成した。フロン類の引き取り量は276,631台分(83,648kg)となり、適正に処理した。同社では、自動車リサイクル法に定められた使用済自動車処理の、確実かつ効率的な実施に向けて、引き続き取り組んでいくという。