厚生労働省は、福島県における水道水中の放射性物質の検出について発表した。今回、政府の原子力災害現地対策本部が、平成23年4月23日までに、福島県内の水道水を対象に実施した調査結果(93データ)を公表。その結果、今回公表分で、放射性物質が検出された地点はなかった。また、福島県以外において測定され、同省に報告のあった測定結果(45データ)においても、「乳児用の指標値(放射性ヨウ素100Bq(ベクレル)/kg)」を超過した水道事業はなかった(放射性ヨウ素の最大値:栃木県宇都宮市の宇都宮市上水道事業(栃木県保健環境センター)及び埼玉県さいたま市のさいたま市水道事業(埼玉県衛生研究所)における1.1Bq/kg(4月22日採取))。なお、同省では、指標値を超える水道水を一時的に飲用しても健康影響が生じる可能性は極めて低く、代替飲用水がない場合には飲用(乳児による水道水の摂取を含む)しても差し支えないとしている。また、手洗い、入浴等の生活用水としての利用は可能という。福島県内での4月23日時点の状況は以下の通り。1)乳児の飲用制限:飯舘簡易水道事業(飯舘村)。
情報源 |
厚生労働省 報道発表資料
福島県 平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況速報 |
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機関 | 厚生労働省 福島県 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 厚生労働省 | 水道水 | 健康影響 | 福島県 | 放射性物質 | 飯舘村 | ベクレル | 飲食物摂食制限に関する指標 | 乳児 | ヨウ素 |
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