宮崎県は、平成22年度における大気及び水質の測定及び、ダイオキシン類調査の結果を公表した。測定・調査結果の概要は以下のとおり。1)大気汚染常時監視では、光化学オキシダントが全ての測定局、浮遊粒子状物質が4つの測定局(新燃岳噴火の影響)で、環境基準を達成しなかったが、その他の測定項目は、全ての測定局で環境基準を達成した。2)有害大気汚染物質モニタリング調査では、ベンゼンなどの環境基準が定められている4項目は、全ての測定地点で環境基準を達成し、その他の15項目は、前年度の全国の測定結果に比べて平均値並若しくは平均値以下であった。3)公共用水域(河川・海域)は、健康項目の砒素を除く26項目について、全ての地点で環境基準を達成した。また、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成状況は河川97%、海域100%であった。4)地下水については、概況調査で81本中2本の井戸で環境基準を達成しなかった。また、過去に確認した汚染の推移を監視するモニタリング調査では、砒素4本、揮発性有機化合物13本、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素5本の井戸でそれぞれ環境基準を達成しなかった。5)ダイオキシン類調査については、環境調査で全ての環境媒体・地点で環境基準を達成した。また、発生源自主調査で、廃棄物焼却炉1施設の排ガスが排出基準を超過したが、自主改善後に再度測定し、改善を確認した。
情報源 |
宮崎県 平成22年度「大気及び水質の測定結果」等について
宮崎県 平成22年度大気・水質(公共用水域及び地下水)測定結果 |
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機関 | 宮崎県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | 宮崎県 | SPM | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | COD | 光化学オキシダント | 有害大気汚染物質 |
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