(株)矢野経済研究所は、国内新エネルギー用パワーコンディショナー市場に関する調査結果をまとめた。パワーコンディショナー(パワコン)とは、太陽光発電システムや燃料電池において太陽電池(モジュール)などが発電した電気を家庭等で利用できるように変換する機器のこと。近年の新エネルギー用パワーコンディショナー市場は、2009年度からの住宅用太陽光発電システム導入への補助金制度復活と2010年度のスクールニューディール構想により、太陽光発電分野での需要量が拡大していた。同調査によると、2011年度の同市場規模は、需要の中心となる住宅用太陽光発電向けでは拡大するものの、震災の影響もあり産業用太陽光発電向けが縮小し、前年度比6.4%減の342億円(メーカー出荷金額ベース)となる見込み。また、同市場は、今後も数量で順調な拡大が期待されるが、同時に低価格化も進み2015年度は298億円(メーカー出荷金額ベース)と予測されている。
情報源 |
(株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
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機関 | (株)矢野経済研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 燃料電池 | 新エネルギー | 太陽電池 | 住宅用 | 市場調査 | 産業用 | 矢野経済研究所 | パワーコンディショナー | 変換 |
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