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 環境省、平成23年度水生生物放射性物質モニタリング調査結果(冬期調査)を公表

発表日:2012.07.02


  環境省は、平成23年度水生生物放射性物質モニタリング調査結果(冬期調査)を公表した。同省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の水質・底質について放射性物質モニタリングを実施している。今回、福島県内を中心に実施した、水生生物放射性物質モニタリング(冬期調査:(採取日)平成23年12月21日~平成24年2月26日)について、測定結果を取りまとめた。測定地点は、河川:3地点、湖沼:2地点、海域:3地点。水生生物(水生昆虫、藻類、甲殻類、貝類、魚類等)等を採取し、種類ごとに放射性物質濃度(放射性セシウム等)を測定。その結果、海域に比べ河川・湖沼の水生生物の放射性物質濃度が比較的高い傾向が見られた。同省では、冬期調査のため採取数が少なく、また季節的な変動も考えられることから、平成24年度も継続的に水生生物の放射性物質測定を年3回程度で実施する予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 公共用水域 | 河川 | 湖沼 | 水生生物 | 海域 | 福島県 | 放射性物質 | 放射性セシウム
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