神戸市は、家庭・事業者の省エネ活動により、CO2削減を進める仕組みを検証するケーススタディを実施すると発表した。同市では、「神戸市地球温暖化防止実行計画」に掲げる削減目標を達成するため、市民・事業者の省エネ対策をはじめとする環境にやさしい行動に対して、何らかのインセンティブを付与することで、省エネ対策を促す取組「こうべCO2バンク制度」を平成24年5月より実施している。今回、同制度の拡充に向けて、市民や事業者の電気・ガスの使用量削減を通じたCO2削減に対して、CO2削減の「認定証」の交付、農協直売所で利用できる金券の進呈を行うことで、CO2削減の促進と同時に農産物の「地産地消」を推進するケーススタディを実施する。同ケーススタディにより、同制度への参加促進を図るための方策や、来年度以降の持続可能な事務局運営体制、クレジット認証方法など、制度構築に向けた検証を行うとともに、今後、クレジット売却先及び制度参加者へのインセンティブの創出先の開拓を行っていくという。
情報源 |
神戸市 記者発表資料
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機関 | 神戸市 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | 地球温暖化 | 実行計画 | 家庭 | ガス | 事業者 | 神戸市 | 電気 | こうべCO2バンク制度 |
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