国内ニュース
石川県、平成24年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果を公表
発表日：2013.01.21
石川県は、平成24年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果を公表した。同調査は、ガン・ハクチョウ・カモ類の県内における越冬状況を明らかにするため、毎年1月に全国一斉に実施されるもの。今回、平成25年1月14日に、県内13ヶ所で定点を設け、その地域に生息するガンカモ科鳥類を種別にカウントした。その結果、総個体数は46,301羽で、昨年に比べ1,650羽の減少となり、総種類数は21種類で、昨年と比べ1種増加した。種類別には、ガン類はヒシクイなど2種で計225羽（昨年比93羽減）、ハクチョウ類はコハクチョウなど2種で計3,275羽（昨年比1,754羽増）、カモ類はマガモなど17種で計42,801羽（昨年比3,311羽減）が確認された。同県での過去10年の総個体数の平均は38,523羽で、今回は平均を上回ったが、ほぼ例年並みの数値であったと考えられるという。
