石川県は、平成26年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果を公表した。同調査は、ガン・ハクチョウ・カモ類の県内における越冬状況を明らかにするため、毎年1月に全国一斉に実施されるもの。今回、平成27年1月12日に、県内13ヶ所で定点を設け、その地域に生息するガンカモ科鳥類を種別にカウントした。その結果、総個体数は48,409羽で、昨年に比べ3,573羽の減少となり、総種類数は22種類で、昨年とほぼ同様だった。種類別には、ガン類はヒシクイ・マガン・コクガンの3種で計527羽(昨年比1種増・314羽増)、ハクチョウ類はコハクチョウ・オオハクチョウの2種で計2,143羽(昨年比3羽増)、カモ類はマガモなど17種で計45,739羽(昨年比1,220羽減)が確認された。同県での過去10年の総個体数の平均は40,878羽で、今回は平均を上回っており、微増傾向にあると考えられるという。
情報源 |
石川県 記者発表資料(PDF)
|
---|---|
機関 | 石川県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | ガン | カモ | 生息調査 | 石川県 | ハクチョウ | ガンカモ科鳥類 | 越冬 |
関連ニュース |