石川県は、平成28年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果(速報値)を公表した。同調査は、ガン・ハクチョウ・カモ類の県内における越冬状況を明らかにするため、毎年1月に全国一斉に実施されるもの。今回、平成29年1月9日に、県内13ヶ所で定点を設け、その地域に生息するガンカモ科鳥類を種類別にカウントした。その結果、総個体数は63,748羽で、昨年に比べ13,106羽の増加となり、総種類数は24種類で、昨年と比べ2種増加した。種類別には、ガン類はヒシクイ・マガンの2種で計597羽(昨年比1種減・100羽増)、ハクチョウ類はコハクチョウ・オオハクチョウの2種で計3,865羽(昨年比1種増・1,794羽増)、カモ類はマガモ・コガモなど20種で計59,286羽(昨年比2種増・11,212羽増)が確認された。同県での過去10年の総個体数の平均は46,025羽で、今回は平均を上回っており、増加傾向にあると考えられるという。
情報源 |
石川県 記者発表資料(PDF)
|
---|---|
機関 | 石川県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | ガン | カモ | 生息調査 | 石川県 | ハクチョウ | ガンカモ科鳥類 | 越冬 |
関連ニュース |