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 石川県、平成28年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果を公表

発表日:2017.02.24


  石川県は、平成28年度ガンカモ科鳥類の生息調査結果(速報値)を公表した。同調査は、ガン・ハクチョウ・カモ類の県内における越冬状況を明らかにするため、毎年1月に全国一斉に実施されるもの。今回、平成29年1月9日に、県内13ヶ所で定点を設け、その地域に生息するガンカモ科鳥類を種類別にカウントした。その結果、総個体数は63,748羽で、昨年に比べ13,106羽の増加となり、総種類数は24種類で、昨年と比べ2種増加した。種類別には、ガン類はヒシクイ・マガンの2種で計597羽(昨年比1種減・100羽増)、ハクチョウ類はコハクチョウ・オオハクチョウの2種で計3,865羽(昨年比1種増・1,794羽増)、カモ類はマガモ・コガモなど20種で計59,286羽(昨年比2種増・11,212羽増)が確認された。同県での過去10年の総個体数の平均は46,025羽で、今回は平均を上回っており、増加傾向にあると考えられるという。

情報源 石川県 記者発表資料(PDF)
機関 石川県
分野 自然環境
キーワード ガン | カモ | 生息調査 | 石川県 | ハクチョウ | ガンカモ科鳥類 | 越冬
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