アメリカ再生可能エネルギー研究所、2016年も再生可能エネルギーは成長傾向が継続と報告
発表日:2018.01.31
アメリカエネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、2016年度再生可能エネルギーデータブックを公表した。毎年公表されるこのデータブックは、アメリカ及び世界における再生可能エネルギーの発電・開発、クリーンエネルギー投資、技術別データ、動向など、様々な情報源から集めた統計をまとめている。これによると、アメリカでは2016年、再生可能エネルギーは総発電設備容量の18.3%、総発電量の15.6%に増加し、追加された新規発電容量の67%を占めた。再生可能エネルギーの発電量は全体で13.5%増加し、太陽光発電は52.1%増、風力発電18.8%増、水力発電6.7%増だった。再生可能エネルギーの発電量全体における種類ごとの割合は、水力は約42%、風力は35%超、太陽光は約11%、バイオマスは約10%、地熱は約3%で、風力と太陽光の合計が拡大し続け、初めて水力を上回った。世界全体では、総発電設備容量に占める再生可能エネルギーの割合は2016年に31%に増加、同年の総発電量の約26%を占めた。
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