アメリカエネルギー省、州のエネルギープログラムに5400万ドルの支援
発表日:2009.07.27
アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、ネバダ州、ロードアイランド州等4つの州における、エネルギー効率化・再生可能エネルギー事業に対し、総額5400万ドルを補助することを発表した。これはアメリカ復興・再投資法に基づく、州エネルギープログラム(SEP)によるもの。補助対象事業としては、エネルギー監査、建物の改修、教育・研修、ハイブリッド車や代替燃料の利用増加を目指す輸送プログラム、エネルギー効率化や再生可能エネルギーへの投資を促進する新規の資金メカニズムなどが挙げられる。補助金の内訳は、ネバダ州が約1400万ドル(再生可能エネルギー発電や省エネ事業への融資制度の創設、州の建物や学校の省エネ改修等)、ロードアイランド州960万ドル(公共、商業、工業、住宅部門のエネルギー効率化等)、ウィスコンシン州約2200万ドル(クリーンエネルギーや関連部品を生産する企業への投資など)、ヴァーモント州880万ドル(公共、民間、住宅部門での省エネ、再生可能エネルギーの導入へのインセンティブの供与等)。