国連気候変動枠組条約（UNFCCC）は、イギリスのグラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議（COP26）を前に、COPと、COP26に関する概要をQ&A形式で紹介した。COPについては、交渉、展示、イベントの3つの主要部分があり、第1週目は政府関係者による技術的な交渉、第2週目はハイレベルな閣僚会議や首脳会議が行われ、交渉では、参加国が合意する将来の排出削減量など、さまざまな分野に焦点が当てられることなどを紹介している。COP26に関しては、200か国以上の代表者の参加、議長国であるイギリスが掲げるエネルギー移行や脱炭素などの優先事項、途上国の気候変動対策のために先進国が拠出すべき年間資金拠出額1,000億ドルの資金目標の実現をめぐる議論が行われる可能性、さらに、2025年以降に達成すべき気候変動資金の共同目標が設定される可能性があることなどを説明している。