経済協力開発機構(OECD)、環境大臣会合を開催
発表日:2008.04.11
経済協力開発機構(OECD)の環境大臣会合が2008年4月28~29日まで、パリのOECD本部で開催され、気候変動対策の課題とチャンスについて、また、国際競争力と環境政策の関係について各国の環境大臣が話し合う。OECD加盟国の他、加盟申請国であるチリ、エストニア、イスラエル、ロシア及びスロベニアの5カ国、さらにブラジル、中国、インド、インドネシア及び南アフリカより大臣が出席し、公害低減、自然保護、二酸化炭素削減等、共通の環境目標を達成するための協働方法について検討する。大臣らは、最近刊行された、気候変動、生物多様性の喪失、水不足、及び公害による健康被害を解決するための政策を提示した、「OECD環境アウトルック2030」を討議の基礎とする。今回、イタリアの環境大臣が、デンマーク、日本、メキシコ、ポルトガル及びアメリカの環境大臣とともに議長を務める。
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