環境省は、地域における市場メカニズムを活用した取組モデル事業の採択結果を公表した。地域における温暖化対策の充実の必要性や東日本大震災を契機とした電力需給逼迫への対応のため、市場メカニズムを活用し、温室効果ガス削減効果に応じて経済的インセンティブを付与するといった取組を地域ぐるみで行う先進事例が見られている。同事業は、このような事例を継続的な取組としていくため、また、全国的に広めていくため、我が国の地域社会における市場メカニズムを活用した温室効果ガス排出削減等の取組を支援し、各地に普及できるよう取組手法の確立を図ることを目的とするもの。今回、平成25年5月21日から6月21日までの間、公募したところ、17件の応募があり、審査を行った結果、11件の事業を採択した。