埼玉県、県内全市町村の2011年度温室効果ガス排出量を推計
発表日:2013.10.25
埼玉県は、県内全市町村の2011年度温室効果ガス排出量を推計した結果を公表した。市町村の温室効果ガス排出量は、温暖化対策を進める上で基礎となる数値であるものの、推計するために大変な労力がかかるため多くの市町村で毎年把握されていない。市町村の温室効果ガス排出量の把握は、地域の排出実態を知ることにつながり、効率的な温暖化対策を推進する上で重要なことから、昨年度から市町村別に温室効果ガス排出量を推計している。今年度は、最新値である2011年度に加えて、2000年度以降毎年度の推計を行った。対象としたのは、京都議定書における排出量削減対象である、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六フッ化硫黄の6種類で、各種エネルギー使用量などに基づき算出した。同県では今後、推計結果を活用し、市町村における地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定を促進していくという。
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