帝人（株）、（株）オンワードホールディングス、及び富士ゼロックス（株）は、中国におけるポリエステル製ユニフォームの循環型リサイクルプログラムを共同で展開すると発表した。この取組は、易リサイクル性に配慮したユニフォームの開発・製造・着用、および使用後のリサイクルを通じて、中国における環境負荷低減に貢献するもの。再生可能なポリエステル繊維を帝人が製織・染色、オンワードがユニフォームの製造を行う。ユニフォームは機能性、着用快適性、静電気の発生を抑制するといった安全性にも配慮している。第一弾として、富士ゼロックス系列各社の約700名が2014年1月より着用を開始する。使用済みユニフォームは回収後、帝人のケミカルリサイクル工場（2014年稼働予定）にて、循環型リサイクルシステム「エコサークル」によってポリエステル繊維として再生され、オンワードが再生繊維によりユニフォームを製造、富士ゼロックスの中国拠点各社に納入する。再生繊維は、石油から製造するものと同等の品質のポリエステル繊維として再生されるという。