環境省、「伊豆沼・内沼」及び「野付半島・野付湾」の東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワークへの参加を発表
発表日:2014.12.26
環境省は、「伊豆沼・内沼」(宮城県栗原市、登米市)及び「野付半島・野付湾」(北海道別海町)が、「東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク」への参加地として、平成26年12月11日に承認されたと発表した。同ネットワークは、日豪政府の主導により平成18年11月に発足した「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)」の基に設置されているもので、渡りのルート全体での渡り性水鳥の保全活動を推進することを目的にしている。平成26年12月22日現在、参加湿地は17ヶ国117ヶ所(日本国内では32ヶ所)となっている。今回承認された伊豆沼・内沼と野付半島・野付湾には、2万羽以上の渡り性水鳥が定期的に飛来しており、マガン・オオハクチョウ等の個体群の個体数の1%以上が定期的に飛来している。さらに、ラムサール条約湿地として登録されている。今後、両サイトは、当該ネットワークにおける渡り性水鳥の保全のための活動を促進していくことになるという。
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