環境省、産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成26年度)を公表
発表日:2015.12.28
環境省は、平成26年度の産業廃棄物の不法投棄等の状況を発表した。同省では、毎年度全国の都道府県及び政令市の協力を得て、産業廃棄物の不法投棄や不適正処理事案について、新たに判明した不法投棄事案の状況、年度末時の不法投棄等事案の残存量等を調査し、公表している。同調査によると、平成26年度に新たに判明した不法投棄事案は165件(前年度:159件)、不法投棄量は2.9万トン(同:2.9万トン)であり、廃棄物の種類別では、建設系廃棄物が132件と、全体の80.0%を占めた。一方、平成26年度に新たに判明した不適正処理事案は146件(前年度:159件)、不適正処理量は6.0万トン(同:11.4万トン)で、廃棄物の種類別では、建設系廃棄物が112件と、全体の76.7%を占めた。また、平成26年度末時点で不法投棄等の残存件数として報告のあったものは2,583件(前年度:2,564件)、残存量の合計は1,594.2万トン(同:1,701.7万トン)であった。
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