環境省、サンゴ礁調査の平成29年度調査結果(速報)を公表
発表日:2018.01.19
環境省は、モニタリングサイト1000の一環として実施しているサンゴ礁調査について、平成29年度の調査結果(速報)を公表した。同調査では、全国に24のモニタリングサイトを設置し、平成16年度から毎年モニタリングを行っている。平成29年度は、トカラ列島の小宝島周辺および大東諸島(遠隔地のため5年に1度調査)を除く計22サイトで、調査を実施した。その結果、平均サンゴ被度は昨年度と同程度であり、10ポイント以上増減した調査サイトは無かった。なお、石西礁湖及び西表島と周辺離島では、昨年度に引き続き、夏季の高水温が主な要因と考えられる白化現象により80%以上の高い白化率を示した。平成29年度年次報告書は、平成30年3月までに取りまとめて公表する予定という。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS