環境省、石西礁湖のサンゴ白化現象の調査結果を公表(平成29年度第2回)
発表日:2018.01.19
環境省那覇自然環境事務所は、西表石垣国立公園の石西礁湖海域(石垣島と西表島の間)におけるサンゴ白化現象の調査結果(平成29年度第2回)を公表した。同調査は、平成28年度のサンゴ大規模白化現象を受け、平成29年度の白化状況を把握するため、石西礁湖海域の海域(35地点)において実施したもの(調査期間:平成29年11月28日~12月7日)。スポットチェック法(15分間遊泳観察法)により調査した結果、平均被度については14.7%となり、平成28年12月(11.6%)と比べ増加した。また、全35の調査地点の平均白化率は49.9%であることが確認され、平成28年12月(91.4%)と比べ減少した。平均被度はやや上昇し、平成29年6月時点で生存していたサンゴの約半数は白化したものの、死亡したサンゴはごくわずかとなった。同省では、平成30年度以降も同調査を引き続き実施する予定という。
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