環境省、カーボンプライシングのあり方に関する検討結果を公表
発表日:2018.03.15
環境省は、平成29年6月に設置した「カーボンプライシング(炭素の価格付け)のあり方に関する検討会」の意見等をとりまとめ、公表した。同検討会は、有識者・経済界等から意見を聴取し、長期大幅削減と経済・社会的課題の同時解決に資するカーボンプライシングの活用における論点整理などを行ってきた。長期大幅削減については、今世紀後半に実質排出ゼロといった現行施策の延長線上では極めて難しいという見通しが示された。一方、世界のビジネスは脱炭素社会に向けて舵を切っているが、日本はこの潮流に乗り遅れることになるという懸念が存在する。こうした状況がある中、カーボンプライシングの果たす役割は大きく、社会を脱炭素化に向けて円滑に誘導していくなどの方向性が整理されている。
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