鳥取県、県独自の「クールシェア」の取組を紹介
発表日:2021.05.14
鳥取県は、涼しい空間をシェアすることで昼間の電気消費を抑制する「クールシェア」の取組について紹介した。資源エネルギー庁の推計によると夏の日中の家庭での消費電力の58%がエアコンとされている。この家庭での消費電力を抑制するため、環境省はクールビズを推進しており、2012年からはクールシェアも加え、1人あたりのエアコン使用を見直すことを呼びかけている。同県では、1)家庭内で使う冷房台数を減らし家族団らんの推進(おうちでクールシェア)、2)近所で集まっておしゃべりタイム(ご近所でクールシェア)、3)自然の涼しい場所で過ごす(自然でクールシェア)、4)図書館やカフェで過ごす(まちでクールシェア)の4つのクールシェアを推進している。このうち、まちでクールシェアを普及させる施策として、クールシェアスポットとして登録する協力施設を募集している。登録した商業施設等は、県のホームページで紹介される他、テーブルや椅子の設置費用やWi-Fi環境整備費の一部助成(補助率1/2(上限15万円))、「のぼり」が使用できるなど、イメージアップや集客効果が期待されるという。
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